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2014年6月21日 恋愛
13才年上の男性。
高校生の時に好きになった。
住んでいるところが、特急と新幹線を乗り継いで5時間かかる場所に住んでいて
携帯なんてない時代だから、文通と電話だけで繋がっていた。
繋がると言っても片想い。
電話は私からかけるだけだったし、電話代が高くなると親に怒られたので
お小遣いを貯めては、近所の公衆電話から電話していた。
100円の落ちるスピードを気にしながら話、最後の100円はほぼ無駄にした。
話している途中で電話が切れるのが嫌だったから、早めに切っていた。

毎晩、その人と結婚出来ますように!って祈ってから寝ていた。

会った回数は片手ほど。
運動バカだった私は高校生だけど小学生並みの無邪気さで笑ってばかりだった。


私も社会人になり、13才年上の男性の住む街を通り越した場所で仕事をした。
新幹線で3時間の距離。

出会ってからかなりの歳月が経ったが、ずっと年賀状だけで繋がっていた。
届いた年賀状の写真は、奥さんや家族が増えていき、子どもたちだけになり最近は絵になった。

私が死ぬ前に、この人ともう一度会いたい。
お別れの握手だけじゃなく、触れたい。

そして3年前に…。









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